世にも奇妙な物語データベース

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王将

放送回 1991年 冬の特別編
キャスト 丹波哲郎
脚本・原作

棋譜を物凄くたくさん憶えられる天才棋士が登場、
将棋のタイトルを総なめにする。
そこに7年前に引退した伝説の名人(丹波哲郎)が復帰し、
天才棋士に挑戦してくる。
伝説の名人は天才棋士と対照的に「読みの達人」であると紹介される。

対戦前に名人が天才棋士を呼び出し、
一緒に散歩する途中で自分の第一手目を予告し、
また必要になるからと湯飲みを1つ買う。

天才棋士は予告の第一手が名人の過去のどの棋譜にも存在しないのに驚愕し、色々と考察を重ね、ついに名人がその先どう打っていくかを想定し尽くす。

ところが対戦当日、名人が放った第一手は予告と全く違うものとなる。
全ての予想される棋譜を憶えたつもりの天才棋士はその一手の意味が分からず、思わず負けを認めてしまう。

その時、天才棋士が将棋盤の横に置いていた湯飲みが落ちて割れ、
すかさず 名人が「ほら、必要になっただろ」
と先日買った湯飲みを出してくる。
神懸かり的な名人に平伏する天才棋士。

最後、名人と付き人がリムジン内で会話する。
「今度の対戦相手は強かったですな。」
「ああ、全てを読み切るのに7年かかったからな。」

コメントまとめ

先読み

面白い!

お見事なストーリー、なるほどと思った。

あまりわからなかった。

ビビリましたね。
なぜ復活したのか主人公が悩むシーンがありましたが、最後の最後に7年とは先読みする期間だったと明かされたのはホントに衝撃でした。
湯飲みもあらすじ紹介では後で必要だから買ったと説明されたように書いてますが、最初は買う物があるとだけ言ってて、主人公はなぜ湯飲みを買うのか分からず、悩んでましたよね。あとから割れたことにもびっくりしました。

くくくくっく

衝撃のラスト
かなりおもろいね
またみたいよ

傑作でしたね。
7年かけると、ここまで読めるんだww

「読み」ねぇ〜。
単に時間のかかる予知能力を「読みと強弁してるだけ」のような・・・
読みとは本来「限定された状況・条件下で起こりうる事を推定すること」のはず。
将棋や人間心理とまったく無関係な湯飲みの事が全てをぶち壊しにしてる気がする。

あぁ、だから7年なんだぁ!面白い!
でも、後藤えり子はなんで出てたの?あそこで裸はいるか?プロデューサーさんあたりがいただいちゃったからかな?

王手!

つまり,「人生というのはマニュアルでは書かれていないことだってある.」という話なのですかね.

丹波戦での高橋さんの「驚き」「うろたえ」「完敗〜脱力」の各表情が見事です。ラストの丹波さんの高笑いもステキです。

これは印象的でした。
天才棋士役は誰が演じてましたかね?

高校時代、これを見た後、学校で友達と話したなー 懐かしい。彼、今元気にやってるかなー

「先手は私になるだろう…ひねり飛車だ」

プロローグ 将棋盤の前で 「皆さん、将棋はご存じですか? ちょっとご覧ください。 勝負の途中のように見えますが、実は十手先で、こちら側の勝ちです。 もう勝負はついているんですね。 リズムで物事を考えていくと、どんなことでも正確に先が読めてしまう。 これは、何も将棋の世界に限ったことではなく、 私たちの周りに、いくらでもあることなのかもしれません。 平凡な我々には、一見魔法や、超能力のように見えてもね」

理詰めな。

丹波さんさすがの貫禄でした

丹波さんのしゃべり方大好き

将棋って簡単に言うと、盤の上で遣る戦争の様な物で、相手がこう来たらこう行くと言う戦略的な要素が必要に成る。とオイラは思います。丹波哲郎さんは歳を取っても格好良いですね。棋士を引退してからの七年間で全てを読み切る…其の結果、天才棋士が湯呑みを落として割る事迄読んでいたとは…

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