第332話 奇数

会社からの帰宅時バスに乗る男。
ふとそのバスの乗客の奇妙な行動に気づく。
バスに乗るために並んでいる乗客は、皆順番に席に着いて行く。
1番前に並んでいた人は1番の席に、2番目に並んでいた人は2番の席に…。
7番目に並んでいた主人公は、空いている違う列の席に座る。

8番目に並んでいた客は、7番目の席を空け8番目の席に座る。
並んでいた客が全員乗ったのにもかかわらず、走り出さないバス。
皆の視線を感じた主人公は7番目の席に座りなおす。
やっと走り出すバス。

バスが○○町1丁目のバス停に停車し、1番目の客が降りる。
再び走り始めたバス。
次に2丁目に停車し、2番目の客が降りる。
次々に順番通り降りていく乗客。
5番目・6番目に並んでいた親子。
親子なのに5番目に親が、6番目に子供が降りる。
不審に思う主人公。

11丁目で降りたい主人公なのに、次は自分の順番となる。
○○町7丁目に停車するバス。
再び違う席に座りなおす主人公。
主人公の後ろに座っていた8番目の客が降りる。

9番目の客が9丁目で降りる。
残りの乗客は主人公ただ一人。
10丁目に停車するバス。
「仕方がない…降りよう。」と主人公が決意した時、バスの運転手が降りてしまう。

無人のバスに一人取り残される主人公。
暗い夜道に一際明るく道を照らすバスのライト…。

キャスト: 柳葉敏郎
放送日: 2000年 春の特別編
 

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コメント一覧 (92件)

タイトルは奇数
奇数で降りる人が死ぬ人
偶数で降りる人が生きる人
それを知らないのは主人公だけ
奇数と偶数で話してる人たちの会話もそれを頭に入れて聞くと別の意味が見えてくる
主人公は生きる最後のチャンスを逃して作品が終わる
投稿者:名無し 2017-05-06 19:13:47
自分も↓の人に全面同意。実際に観ればわかると思うけど、この作品はホラーとしては描かれていないと思う。(もちろん解釈は人それぞれで良いと思うし、それも含めて作品の魅力だと思うけど)コメディでもホラーでもサスペンスでもないにも関わらず、最低限の尺と構成要素で奇妙な物語として仕上げているという点に、作家のミニマリズム的美学を感じる。変化球ではあるけれど、個人的には世にも中でも最高傑作の一つだと思う。
投稿者:名無し 2017-02-03 14:07:02
面白かったので個人的解釈を。

他の乗客の不可解な行動(別々のバス停で降りる隣人2人と親子2人など)から、「席順に降車しなければならない"奇妙"なバス」に乗ってしまったと解釈した席番7の柳葉は、7丁目で降車ボタンを押す。

ここでもしバスを降りていた場合、夜道を歩きながら冷静になった柳葉は、「他の乗客の行動はただの"偶然"だったのではないか?」って考えるだろう。なぜなら、それまでの乗客の行動は不可解とはいえ、別に起こり得ない行動ではなかったからだ。つまり柳葉は、『"奇妙"と判断してバスを降りた結果、すべては"偶然"だった』と結論づける。これだったら作品タイトルは「偶数」でもよさそう。

しかし柳葉は逡巡しながらも7丁目で降りなかった。これは「これまでの出来事はすべて"偶然"であり、これは普通のバス」であると、降りる直前で判断を覆したから。そして必ず目的地の11丁目で降りるという決意のもとバスの最後部に座る。そこから先はご存知の通り、10丁目で運転手が降りてしまうという普通のバスなら絶対に起こり得ない結末に至る。つまり7丁目で降りた場合と異なり、『"偶然"と判断してバスを降りなかった結果、すべては"奇妙"だった』ということになる。作品タイトルの「奇数」は、柳葉が降りようとしたバス停(7丁目、11丁目)の奇数と、結果的に"奇妙"なバスだったことをかけてるんじゃないか?

冒頭のタモリの言葉は「偶然・奇妙は紙一重」という意味に過ぎず、この物語は、「このバスは"偶然"か"奇妙"か」がせめぎ合った結果、"奇妙"極まりない結末を迎えた以上の意味はないのでは。

投稿者:名無し 2016-08-30 08:41:27
中居のやつと同じか
投稿者:名無し 2016-07-28 05:40:19
 ↓なるほど、理解しました。その解釈によると、主人公は11の奇数で、死んだ人という解釈になります。ということは、運転手の降車は、主人公の姿が見えていなかったということを提示しているのでしょうか。主人公が見えていない→死んでいる。この場合、いろいろ辻褄を合わせるのが困難です。
 物語の展開が続く場合、運転手不在のバスが発車して、主人公事故死ですかね。
投稿者:名無し 2016-06-25 09:37:58
親子が一緒に降りなかった理由
客の会話がかみあってない理由
バスの名前などの全ての説明がつきます。
投稿者:名無し 2016-05-26 18:39:28
偶数の人は偶然来た人
奇数の人は死んだ人とみればいい。
主人公のせいで奇数と偶数が入れ代わる
投稿者:名無し 2016-05-26 18:21:35
単純に奇数なら死んじゃうし偶数なら死なないってことじゃない?
投稿者:名無し 2016-05-21 09:25:25
おそらく、解釈は2通り存在する。1つは、すべてが偶然だった、という解釈。運転手が降りるという現象は、あまり、見られない光景だが、ありえないと言い切れない。
もう1つは、奇妙なバスに乗車してしまった、という解釈。こちらは、このバス独特のルールが存在する場合や、死者を送迎するバス、などの解釈が可能。
投稿者:名無し 2016-05-20 05:49:09
原作は星新一ショートショートコンテスト応募作品。
かなり改変している。

原作では、始発停留所を出発する時点で客は主人公一人。
主人公は最後のバス停で降りる予定。

しばらくのあいだ、バス停に停まるたびに一人ずつ乗ってくる。
途中から、こんどは一人ずつ降りていく。
つまり、始発の停留所を除くと、ここまでバス停の数は偶数。

ここで、バス停の数はあと二つ(だったと思う)。

このあたりから俺の記憶が曖昧(笑
原作では、「奇数」であることが単に奇妙だというだけでなく
2で割り切れないということが意味を持つ内容だった。

しかし、どうしても思い出せない。
ああもどかしい。
投稿者:名無し 2015-11-22 19:09:53
自殺というかまぁ、あの世行きのバスなのかも

冒頭「永代バス」っていう標識が何となく、永代供養とかそういう系の連想させるし。

モミの木の話も死に関する話とか、なんとなくそういうのを暗に示したのが多いしね。
投稿者:名無し 2015-10-25 04:23:41
おもしろいが、みんな考えすぎです。
投稿者:名無し 2015-07-01 15:56:37
結末マジワロタww


投稿者:名無し 2015-06-28 17:40:45
「奇」妙な数とはよく言ったものだ。 世にも奇妙な物語
投稿者:名無し 2015-06-15 08:07:18
ショートショートであったな、最後は運転手がいないバスが何故か走っていく
投稿者:名無し 2015-04-15 16:47:04
↓4の解説はすばらしい、前説も踏まえやっと腑に落ちた。
とはいえ、仮に柳葉さんが7丁目で降りていても、一丁目分
後で降りたお隣さんたちと親子らしき人のなぞは残るから
奇妙な話ではあるのだが。
投稿者:名無し 2015-01-29 06:32:35
↓3の解説すごいな感動した
投稿者:名無し 2015-01-25 23:51:15
そもそもどうみても奇数って漢字みて思いついた話だから
死後とか関係ないしまるで伏線もないドヤ顔恥ずかしすぎる
↓2の解説は見事としか言い様がない

投稿者:名無し 2014-11-20 23:06:13
途中に同じようなコメントあるけど、
この話は確かにこれ以上でも以下でもない、
だからこそ奇妙で面白い話だと思う
深読みしてる人はただホラーな話にしたいだけじゃ…

投稿者:名無し 2014-10-28 19:17:04
10丁目の偶数で乗客が全員降りてれば偶然だと
解釈されかねないが
11丁目の奇数で降りる乗客がいたから
バスの運転手が降りるシーンまで見てしまい
これは奇妙な話なのだと視聴者はわかった
投稿者:名無し 2014-10-23 22:42:08
色んな解釈があると思うけど、個人的には自殺というより単に死人があの世に行くためのバスだと思う
各バス停は棺桶になっててバス停での降車は各棺桶に納まることを意味しており、故に1人ずつしか降りられず、逆に空の棺桶があってはダメ(あの世のルール)だから毎回1人降りる
(そう考えるとサラリーマンは棺桶でのお隣さん同士になる)
で、主人公はほぼ致命的な事故か何かでもう死にかけてるんだけど、本人は突然の事で死んだ自覚が無いから状況をよく分かっておらず、偶然その変なバスに乗り込んだと思い込んでいる
要は主人公の臨死体験のお話ではないだろうか
投稿者:名無し 2014-10-22 19:46:37
これ面白かったギバちゃんの顔の演技おもしろい
投稿者:名無し 2014-10-19 11:44:17
バスの乗客が順番通り降りて行くのは、
偶然なのか奇妙なのか。
不審に思いながらも目的地まで乗り続けていると、
目的地に到着する前に運転手まで降りてしまった。
という数にまつわる奇妙なお話。
って事でしょうこれは。
色々深読みをさせるストーリーだけど、
それ以上でも以下でもない。
最初のタモリさんの語りは正にこのお話にぴったり。
投稿者:名無し 2014-08-15 14:48:09
「越してきてよかったですー」「おとなりさんには優しくしないとね」
というのは 一緒に自殺する仲間として
自殺する先輩として あとからやってきた新参モノに優しくしてる
にすぎない 同じバス停におりないのはそのせい

主人公が最後とりのこされてバスが動き出さないのは
運転手がいないためと
この先11丁目いったところで地獄だから

今後主人公はいきるために10丁目で降りて歩いてもいけない
11丁目にバスを走らせても死ぬ
バスをあやつり来た道をもどりバスターミナルまでもどり
生存するために
現実世界行きのバスにあらためて乗るしかない

最後にバスが動かないのは主人公が今後いきていく道をえらぶため
投稿者:名無し 2014-07-15 04:11:09
順番どおりじゃないから奇妙だとかじゃないとおもう

元々全員自殺予定のバスのなかで
ひとりだけ予定してないふつうの人間が「偶然」迷い込んだことが
その自殺志願者の乗客たちにとっては「奇妙」にうつったってこと
だと思う

はじめに違う席すわって変な目で見られたり
7番目に自殺するはずだった主人公をみながガン見したりするのは
そのせい

順番通りじゃないから奇妙なのではなく
全員自殺するバスで自殺しようとしない主人公の存在じたいが
奇妙ってことだと思う
投稿者:名無し 2014-07-15 03:54:35
偶数とか奇数は関係なんじゃないの
奇数のひとだけ理解できない顔してるってみんないうけど
3番のサラリーマンも五番のママも笑顔じゃん

1番目の子のとまどいは自殺志願者だから
子供に「まだでしょ」「じゃあね」というのは 母が先に死ぬのが寿命的にみて
順番だから
子供がママに「今日はパパに会える?」ときいて
ママが「静かにしてれば会える」といったのはこれから一緒に死ぬから ママが首絞めるのを抵抗せずおとなしくしていれば
一緒にしねるということ(順番がずれるので 薬物で子供ねむらせて自分は首つりで即死したと推測)

2丁目の寡黙な男性も自殺のひと
三丁目でおりた笑顔の男性も自殺のひと
4丁目でおりたサラリーマンは「越してきてよかったと思ってます(天国に)」といってるので
後から自殺にきたサラリーマンってこと

もみのき町とはもみのきで栄えていた
もみのきとは棺桶をつくっていた
つまりこの もみのき町へいくバス全体が地獄いきのバスってこと
順番はあくまで死んだ順番を意味する

そして7番目がくるが
主人公の予定では11丁目まで長生きする予定だった

バスの席はもう7番目しかなかった

停車する7丁目のバス
でもまだ死にたくない主人公は自殺をおもいとどまる

残りの客や運転手が軽蔑の目でみるのは
自殺のためのバスなのにひとりが生き続けることを選んだから

しかたなく次の番となる人たち
女子高生や お姉さん やさぐれたおじちゃんが降りる

ひとりひとりバス停ごとに自殺していく
それが自殺バスの目的であり存在意義であった

しかし10丁目にきても主人公がボタンをおさず生きることにこだわるので仕方なく運転手がバスを自分でとめる
運転手はおりろと目で合図する
だが主人公は11丁目はおろか もうこのバスを降りたくはなかった どこのバス停でおりても もみのき町のバス停で降りることは
自殺を意味するからである

さいごまで生きて人生をまっとうしたい
自殺せず生きていくことをえらんだ主人公はねばり

運転手はとうとう自殺バスの最後の自殺者として自分が自殺したってことだとおもう

総評として
このバスは自殺するためのバス(もみのきが棺桶だから)

そして主人公はこのバスを自殺していくひとたちがのる
地獄いきのバスだとわからず乗りこんでしまったうっかりさんだ
と思う
自殺するのなら迷わず7番目にすわるべきである
お客が「あれっ?」と言うのも
バスが発進しないのもそのせいである
・つまり自殺バスに「偶然」のりこんじゃったのが主人公で
元々自殺する予定だったお客たちが彼を奇妙におもったってこと

全員自殺する予定でのりこんだ道に
ひとりだけまだ生きていくかどーか迷ってる普通の青年が混入した
そういうお話だとおもう

投稿者:名無し 2014-07-15 03:50:31
こんばんは。
何で3と5の奇数数字だけお祝いされるんでしょう・・・。
2や4がなんか可哀相です。

私は、奇数より偶数派です。


投稿者:桜貝 2014-04-21 11:45:39
この作品を人の生死に結び付けることも出来る。

本筋でないとしても脚本家はわざとそう作っている。

個人的には、ただの奇妙な物語として観るのが最も正しいかと。


投稿者:おぎ 2012-10-09 02:22:34
説明的な台詞がなく、最初から最後までまさに「奇妙」で楽しめました。

観おわった後に残るうっすらとした不快感、たまらないです。

最近の作品は、どれもオチを求めすぎていると思う。
投稿者:nns 2012-10-06 18:51:49
鹿児島の人みたい。何でもかんでも型にはめる。
投稿者:s 2012-05-26 19:56:34
もうちょっとオチがおもしろければー
投稿者:福袋 2012-04-25 13:59:49
奇数と偶数やシュールなオチはあくまでマクガフィンであって

日本人特有の右に倣えとか型にはまる行列を作るって言う気質を描こうとしてるんだと思う
投稿者:  2012-04-23 08:01:46
最後の落ちは”奇妙”で下が、どうもシュールで半ばが退屈でした
投稿者:surreal 2012-04-19 02:00:58
 こういう傑作だけどちょっと異色の物語は、

「行列のできる刑事」、「奇数」、「ママ新発売!」、「マンホール」など色々ありますが他になんかありましたっけ?

でもこれら全ては傑作または最高傑作のひとつですね。
投稿者:K・K 2010-09-23 02:47:20
偶数・奇数と掛けて 奇妙な世界と解く

その心は どちらも数(和:森田和義さんの)が付きます。無理があるな・・・
投稿者:アズキ 2010-09-11 22:08:30
これは多分数字が絡んでいるせいで変に考えてしまう人が多いんでしょうね。

下のほうにある、割り切れない態度云々は一時期はこの話の真実かと思ってましたけど、よくよく見ると全然合ってないんです。

最初の女性は確かに、バスのほうを向いて変な顔をしてますが、それ以降の乗客は全員普通に降りてます。たとえばお隣さんと言ってた人も笑顔で降りて行きますし、親子のうちのお母さんも笑顔で子どもに手を振って下りていきます。つまり、割り切れない態度などとっていない。



さらに、主人公が移動した以降は暗に非難する言動とありますが、それをしたのは女子高生だけであり、あとの人は誰もしゃべってませんよね。

確かにギバちゃんのほうを見つめるという動作はありますが、別に睨んだりしているわけではない。



この話は、冒頭のタモリの言葉にもあるように、1を足すだけで偶然が奇妙になる、つまり、ほんのちょっとしたことでも奇妙な世界への入り口になるんだよというショートショートをしたかっただけではないかと。

主人公が降りる予定の場所がたまたま11丁目(奇数)だったがために、変なバスに乗ってしまったということだと思います。
投稿者:春きのこ 2010-06-27 00:38:58
プロローグ 「数字には2種類あります。割り切れる偶数と、割り切れない奇数。

同じように、不思議なことがおこったときにこれは偶然だと割り切れる場合とこれは奇妙だと割り切れないことがあります。

いまからお届けするお話は偶然なのか奇妙なのか、皆さんに判断していただきます。

しかし、覚えておいてください。1を足すだけで偶数は奇数に、偶然は奇妙になることを」
投稿者:lash 2010-03-24 19:00:10
バスのアナウンスの声が6丁目から怖くなっているのが印象的
投稿者:世に世にも 2010-01-19 15:09:59
今までみたシュール作品では最傑作!

主人公がギバちゃんだったのは

きっと表情演出がウマいからだと思う!

世にもにもたくさん出演してるし!
投稿者:5313 2010-01-10 17:16:03
あらすじ詳細。

「樅の木台11丁目行」のバス停。

主人公は手持ちの書類の「樅の木町11丁目」の文字とを見比べて確認している。どうやら目的地らしい。

既に並んでいた6人の後ろに並ぶ。

タイトル「奇数」



やって来たバスに乗る一同。しかし、何故か全員右側の1人掛けの座席に前から順に座っていく。

近所らしいサラリーマン2人も親子連れも、左側の2人掛けには座らずに振り返って会話をしている。

「何それ?変だよねぇ?物事にはねー、順序ってものがあるんだよ」戸惑う主人公の後ろで携帯電話で話し続ける女子高生。

主人公は空いている2人掛けの席に座るが、その後ろも1つ席を飛ばして順番に座った。

「…あれ?」最後に並んでいた男が腑に落ちない表情。なかなか出発しないバス。

「早くしてよー、最悪」不機嫌そうに携帯で話す女子高生。「お母さん、あの人…」何か言いかける少年。

6番目の席の子供と8番目以降の客が、全員主人公をじっと見ている。慌てて7番目の席に座り直す主人公。

ようやくバスは出発した。

【evenNumber 0】



会話から、3番目と4番目(引っ越して来て1カ月らしい)の席のサラリーマンはお隣同士らしい。

「間もなく、樅の木町1丁目。樅の木町1丁目です」降車ボタンを押し、降りていく1番目の席の女性。

【oddnumber 1】



「樅の木町」の由来を語る3番目の席のサラリーマン。

「昔の人はね、樅の木で墓石の後ろの卒塔婆や棺桶まで作っていたんですよ」

「間もなく、樅の木町2丁目。樅の木町2丁目です」降車ボタンを押し、降りていく2番目の席の青年。

【evenNumber 2】



「お母さん、今日はお父さんに会える?」「そうね。良い子にしてたら会えるわよ」

5番目、6番目の席の親子の会話を聞いていると、「樅の木町3丁目」のアナウンス。押したのは3番目の席のサラリーマン。

「じゃ、お先に」「どうも」会釈をして降りていく彼。

【oddNumber 3】



怪訝な顔の主人公。先程の会話では彼らは「お隣さん」と言っていたのに…

「あんたさー、考え過ぎだよー。あんまり考え過ぎない方がいいんじゃない?」アドバイスの様な女子高生の携帯通話。

4丁目で降りたのは、やはり4番目の席のサラリーマンだった。

【evenNumber 4】



「樅の木町5丁目」のアナウンス。降車ボタンを押そうとした6番目の席の少年を「まだでしょ」と叱る5番目の席の母親。

そして自ら降車ボタンを押し、「じゃあね」と微笑んで降りる母親。降りた後も窓を覗き込んで少年に手を振る。

【oddNumber 5】



少年の前の席に人はいない。彼の席の数字は6…そして「間もなく、樅の木町6丁目。樅の木町6丁目です」

予想通り、駆け下りていく少年。

【evenNumber 6】



こうして1〜6までの椅子が空き、次は7丁目。「順序良く」の注意書きが目に付く。

主人公の背もたれの数字は7。後ろの人達は皆彼を見ている。

彼は降車ボタンを押した。吊り輪を触りつつ開いたドアに一度は向かった。が、迷った挙句引き返し、

誰も座っていない一番後ろの席(11番目)に座った。驚いた様な顔で彼を見る残りの3人…

しばしの沈黙の後、8番目の席の女子高生が立ち上がり、「勘弁してよ。何であたしなのよー」と電話で会話しながら降りて行った。

【oddNumber 7】



安堵の表情の主人公。

「間もなく、樅の木町8丁目。樅の木町8丁目です」

降車ボタンを押し、何か言いたげに主人公を見て降りていく9番目の席の女性。

【evenNumber 8】



乗客は自分と目の前の男の2人。主人公の目的地は終点の11丁目。

「間もなく、樅の木町9丁目。樅の木町9丁目です」

降りる時、男は一瞬じろっと主人公を見た。

【oddNumber 9】



主人公以外誰も乗客がいないバス。

彼は押していないのに、何故か降車ランプが押された。

10丁目のバス停で止まり、開くバスのドア…。

降りまいと座り込んでいると、運転手が振り返った。

思わず目を閉じて、顔を伏せる主人公。

しばらくして目を開け、諦めて降りようとした時、何と運転手が何も言わず降りて行った。

唖然とする主人公。そのまま10丁目で止まったままのバス…
投稿者:  2009-10-17 23:00:01
某所で判明した役名一覧。



一橋綾子

二村春彦

三田夏雄

四宮秋人

五木明子(先に降りた母親)

五木六男(↑の息子)

中田徹(主人公)

萩本治

久保洋奈(携帯かけていた女子高生?)

十山冬馬(運転手?)



ちょっと苦しい所もありますが、降りる順番がそのまま名前になっているっぽいです。




投稿者:  2009-10-08 23:26:40
「ルールに従って動いている人のほうがよっぽど訳の分からない行動をとっている」

ってことですかね

秀作ですね。
投稿者:ppp 2009-04-01 17:33:00
主人公以外は示し合わせた様に必然で動いてるのに主人公だけ「訳がわかってない、割り切れてない」から「奇数」ってタイトルなのかな?

バスの降り方のルールに、奇数は直接関係ないですよね?

最後のギバちゃんの呆気・・な顔がウケます。
投稿者:ナンシー 2009-02-10 04:09:12
オチはなんとなくわかったけどけっこうおもしろかった


投稿者:4 2009-01-21 16:33:09
私は好きです
投稿者:ウィリアムダンロー 2009-01-15 21:45:50
この世界観、惚れた。
投稿者:季 2008-12-27 20:14:29
最後に、割り切れない気持ちが残ったってことで。
投稿者:カービィ 2008-11-30 10:39:51
天才
投稿者:紳士 2008-08-22 16:53:32
>一番最初の映像で柳がバス停に立つが、

>そのとき書かれているのが

>1丁目と11丁目の柱だった。

>つまり最初から11丁目のところにいた。



というのは誤り。

「1丁目」と書いてあった白い面には「次は樅の木町1丁目」(次の停留所名)とあり、「11丁目」と書いてあった白い面には「行先 樅の木町11丁目」(路線名)とある。

つまり、残念ながらここには大きな意味も伏線もない。



内容に深い意味は無く、「シュール系」に区分けされているのも頷ける。


投稿者:↓ 2008-08-15 13:27:50
一番最初の映像で

柳がバス停に立つが、

そのとき書かれているのが

1丁目と11丁目の柱だった。

つまり最初から11丁目のところにいた。





youtubeで止めてから

何回も見てやっとわかった。

面白い作品です
投稿者:@ 2008-08-13 19:47:37
運転手降りた・・・で、その後どうすんの。
投稿者:息づまれ食欲 2008-08-08 13:55:02
あわれですね…
投稿者:ミユ 2008-07-25 17:34:45
とにかくシュールな作品

タモさんのセリフが意味深に感じ、

内容も最後はなるほどというかんじで終わった作品

オチが見えた人もいたかも分かりませんがね・・・・・

自分的には好みの作品です
投稿者:名無し 2008-06-12 11:00:08
個人的にはこの作品に深い意味は無いと思うけどなあ。

最後は柳葉しか乗客がいないのに勝手に停車ブザーが鳴ったことを考えると、常に誰かが降りなければならない変なバスに乗っちゃったっていう、ただそれだけの話じゃないかなあ。

タモリの発言はミスリードでしょ。

そういうシンプルさがこの話の面白い所だと思うんだけど…。
投稿者:ftp 2008-06-07 23:15:35
これよく見てたら発見したんだけど

10丁目に到着して、発車する時に看板が一瞬写るけど、それに11丁目って書いてあった。どういう事だ・・・?
投稿者:   2008-05-11 18:21:45
冒頭のタモリのセリフ



「数字には2種類あります。

割り切れる偶数と、割り切れない奇数。

同じように、不思議なことが起こったときに、

これは偶然だと割り切れることと、これは奇妙だと割り切れないことがあります。

今からお届けするお話は、偶然なのか奇妙なのか皆さんに判断していただきます。

しかし、覚えておいてください。

1を足すだけで、偶数は奇数に、偶然は奇妙になることを」

















話は少し難解ですが、この雰囲気は大好きです。

2回目見てからはこのセリフがすごい印象に残ってます。

(1回目はなぜか全く記憶になかった…)
投稿者:T 2008-04-29 00:56:54
YOUTUBEにあったので見ました。

難解なんだけど、こういうサイトでの

人それぞれの解釈をみて、

人それぞれの答えのある作品なんだと

思いました(勝手に)

面白い!!

見てない方、見てみて


投稿者:テルシー 2008-04-13 17:56:31
原作では、サラリーマンや女子高生達乗客の描写は無く、それ以外は↑のあらすじ通りで主人公が規則を破り、オチで運転手が降りちゃってバスが主人公だけ乗せて出発すると言う感じでした。



個人的にはたった数ページだけの原作を演出で見事名作に昇華したスタッフに拍手!


投稿者:Feather moon 2008-03-28 22:56:50
だから何?

それがショートショートなのです。
投稿者:リュオ 2008-02-27 21:01:55
さいたま さんや、空白 さんたちの解説でよーく理解できたけど、結局作者は何を伝えたいのかな?



主人公が移動したせいで、



>>1が足されて今までは「偶然」ともいえた乗客たちの行動が、運転手が下りるという完全に「奇妙」な結果になった

>>1人足された"7丁目以降は、全員が割り切れない態度(座りなおした柳葉を暗に非難するような言動)で降りていった



ってのは分かったけど、だから何?って作者に聞きたい。



でも発想は面白いかも。

見る分には少し何か物足りない気もしますが。


投稿者:H.U 2008-02-27 16:55:45
>必然



そうでしたw

そうなると奇跡の対義語ってなんだろう。
投稿者:なんというか 2008-01-17 22:28:07
>なんというか さん



偶然の対義語は必然だと思います。
投稿者:ジャン 2008-01-17 16:01:57
偶然の対義語は奇跡じゃねぇの?
投稿者:なんというか 2008-01-17 14:46:08
自分だったら、最後にバスを自力で運転して帰るな。
投稿者:カミングアウト 2008-01-13 17:51:53
さいこう!

なんかすきだこのさくひん
投稿者:あわq 2008-01-08 07:50:01
私が小学生のころ、リアルタイムで見て、すごく印象に残った話でした。

柳葉さんは、せりふが全くなかったと思います。


投稿者:ユリ 2007-11-19 13:38:15
私は観た事ないですけどストーリーを読む限りショートショートの広場でよんだことあります。
投稿者:かさ 2007-10-28 23:24:49
この話は2回見てようやく理解できた。世にも〜の中でも秀作の分類に入る非常に素晴らしい話。
投稿者:M井秀喜 2007-10-03 19:28:04
奇妙だ・・・

わかってもわかんなくてもおもしろいですね。
投稿者:花言葉 2007-09-30 15:25:26
2つ前のコメント、メチャわかりやすい。ありがとうございます。

偶然の「偶」を「偶数」、奇妙の「奇」を「奇数」て言葉に掛けてんのかな?

偶然のすぐ隣に、奇妙な世界があるってことを表してるんかな?
投稿者:ベルカンプ 2007-09-13 15:53:52
つくったひと、発想がすごいね
投稿者:鈴木 2007-08-19 16:51:50
面白い作品ですね。



乗客は10人(「偶数」)で、停留所も10丁目までで終わるはずだった。

だけど主人公が7丁目で降りず、11丁目で降りたいと思ったせいで、(1たして)「奇数」になってしまった。

それにひっかけて、今までは「偶然」ともいえた乗客たちの行動が、運転手が下りるという完全に「奇妙」な結果になった。



個人的見解だけど、これでタモリさんの言葉にも説明つきませんか?
投稿者:  2007-08-09 00:30:51
頭のいい人、きちんとわかるように解説してください。
投稿者:意味不明 2007-07-20 11:45:24
これ私は見たことないんですが、あらすじを読む限り「ショートショートの広場1」に収録されている斉藤肇さんの作品が原作ですよね?クレジット等は出たんでしょうか?
投稿者:ヨゴロウザ 2007-05-28 20:27:42
是非見てみたいです。ヨウツベにも無かった。ギバちゃん大好きだし。
投稿者:30代デビュー 2007-05-06 14:37:08
○○町→樅の木町、ですね。
柳葉が7丁目で11番目の席へ移動した(1を足した)ため、8番目に座っていた女子高生が携帯電話で「何であたしなのよ、勘弁してよー」と話しながらバスを降り、それ以降9番目に座っていた女性が8丁目で、10番目に座っていた男性が9丁目で、10丁目に到着しても11番目に座りなおした柳葉が降りなかったので替わりにバスの運転手が降りてしまい、エンディングのスタッフロールでもずっと停車したままになっていました。
お話の冒頭でタモリが「1を足すと偶数は奇数に、偶然は奇妙に」と言っている様に、1丁目、3丁目、5丁目で降りる乗客は"割り切れない態度"でバスを降りていき、柳葉が座り直すことにより"1人足された"7丁目以降は、全員が割り切れない態度(座りなおした柳葉を暗に非難するような言動)で降りていっています。
投稿者:さいたま 2007-05-05 14:14:12
未だよくわからん。
偶然だと割り切るか、奇妙だと割り切れない、か・・・
投稿者:奇数 2007-05-05 08:30:18
って事でこの話は奇妙な物語
9の女ってキャバ嬢かな?w
タモリが1を足すだけで偶数は奇数にとか言ってるのはズレたのが元に戻ると偶数→奇数になるし奇数→偶数にもなるって事だろ。
もの凄い一瞬だが最初のバス停
道路側に1丁目その左側に11丁目が書いてあるから
そこが11丁目じゃないの?っていうのは的が外れてる
終着が左側にあって次ぎの行き先が道路側1って事だ。
投稿者:奇妙 2007-03-31 19:54:34
俺なりの筋通った答え書いておく。

7で柳が10へ行ったので奇妙の7が偶然になり10の偶然が奇妙になった。
7で女子高生がこっち見ないのは元々8だったから、OLがこっち見たのは元々9だったから、10の男は9になったのでこっちを見た。
11があるとすれば元々は運転手が降りるはずの奇妙だから10でこっちを見る。
99%これが正解だろ。
投稿者:奇妙 2007-03-31 19:16:21
スタッフロールのシーンでもまだ止まって
いたのが笑えた
投稿者:キンダー 2007-03-30 17:15:16
動画があったらみたかった

投稿者:みき 2007-03-26 16:18:55
面白い!無機質な感じのストーリーにかなりの奥深さがある。
こういう作品もっとありませんかね?
投稿者:花吹雪 2007-03-11 15:21:09
これはオチが読めました。
投稿者: 2007-03-09 03:05:59
この手の感覚が俺の好み!
投稿者:脳箱 2007-03-03 13:53:51
これ覚えてます(断片的ですが)。

全体を通じて、会話が少ない話で、
場面もバス内のみという簡素なもの。
しかしその中で起こる、ありそうな話。

運転手が降りなければ「偶然」
と言えたのでしょうけどね。
最後、無言で降りる運転手が絶妙。
まあ、ギバちゃんは徒歩で
帰ったんでしょうね(笑)。
投稿者:むー 2007-01-26 13:32:44
運転手はなにも言わないほうが不気味で良いじゃん
投稿者: 2007-01-26 13:00:14
私の解釈的には、ラストをちょっと変えたい。
柳葉に向かって運転手が「降りないんですか」と問いかける。
柳葉は悩みに悩んだあげく「はい」と答えると、「そうですか」と言って運転手は前を向いてしまう。
柳葉が「偶然だったんだ」と安堵していると、運転手が降りていってしまう。
とり残された柳葉。
投稿者:ふれーく 2007-01-23 17:27:04
おそらく、冒頭の1を足すだけで奇妙になると言っていたので、乗客は偶然で運転手だけおかしかったのでは。 
投稿者:tt 2007-01-22 09:17:15
たしか初めて見たのがこれだった。
妙に印象深い作品でした。
投稿者:L 2007-01-21 12:46:30
旧あらすじの意見を読むぐらいしたらどうなんだ?
投稿者:↑ 2006-12-04 18:24:45
俺も正直オチ不明w
投稿者:豊楽殿 2006-12-02 13:49:38
おそらく私の頭が悪いせいか、まったく話の内容もオチもひたすら分からなかったです。どなたか解説者求む!!
投稿者: 2006-10-13 00:16:21
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