世にも奇妙な物語データベース

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幸福の選択

放送回 1990年 秋の特別編
キャスト 浅野ゆう子
脚本・原作

誕生日を1週間前に控えた仕事一筋のキャリアウーマン(浅野ゆう子)。
課長就任祝いの花束を粗雑に車に投げ入る。
運転手にも残業を強要し、デートに行くことも認めようとしない。
そして、車の窓の外を眺めていると自分の運命を
変えてくれた占い師を偶然見かける。車を止めさせ占い師に駆け寄る。

浅野「お久しぶりです。」
占師「そろそろいらっしゃると思っていました。」

≪回想シーン≫
占い好きの浅野は婚約者と一緒に例の占師に人生を占ってもらう
占師がハンマーで皿を2つに割る。
「あなたには2つの選択肢があります。
結婚をして子供を作る・・男の子です。平凡ですがあなたは幸福だ。
もうひとつの道は・・・・まぶしいくらいに光り輝いている。」

結局、浅野は後者の道を選び、今に至っている。
そして占師は、もし浅野が平凡な人生を選んでいたら
どうなっていたかを誕生日までの1週間だけ見せてくれると言う。

占師がまたハンマーで皿を割る。すると別れたはずの婚約者が
近寄ってくる。その後ろには男の子がいた。別の人生を体験する浅野。
家事と育児に四苦八苦する日々。
夫は、仕事疲れのうだつの上がらないサラリーマン。
息子は、生意気で浅野の言う事をなかなか聞かない。
毎日が苦痛でしかたがない。しかしある日、帰ると夫と息子から誕生日を祝福される。キャリアウーマンの時にはなかった、家族の大切さを知る。
そして現実の世界にもどる。

現実に戻った後「お願いです、もう一度あの時(人生の分岐点)へ戻してください」と懇願するも、占い師は「一度しかないから人生なんですよ」と突っぱねる。
とぼとぼと車に戻る途中、夢の中の我が子によく似た子供が「ママー!」と駆け寄ってくる。その後ろに父親(元婚約者)もいる。膝を折り、訝しげに子供を見つめる浅野。しかし子供は浅野を通り過ぎて母親の元へ駆け寄る。
仲良く立ち去る3人を見送り、改めて車に戻る。運転手の青年に花束を渡し「今日はデートなんでしょう?車は貸してあげる」と言って帰路につく。

コメントまとめ

これ昔見てすごい好きなんですが、あまり見た事ある人いないのかなぁ…。

いい話ですね。 「人生はやり直せないからこそ素敵なんですよ」っていう言葉に感動です。

トレンディーにでてるひとがよくこのドラマにでたな。

結局、小さい頃に見たこの放送内容が今現実の物になりました。 小さくて平凡な幸せを選ばず、彼女のように(輝かしいかどうかは知りませんが)自分のキャリアを選んでしまいました。 自分の選択に後悔はありませんが、人間としての幸せってやっぱり「平凡」が一番なのか…。 自分が今の状況になり、仕事に追われ、他人からは私の今の環境をうらやましがられます。 このストーリーの続き、彼女は、キャリアの中から幸せを見出して生きていくのでしょうか。 それとも、一番結婚したかった相手と結婚はしなかったものの、その後だれかと幸せになるのでしょうか。

以前見たことがあったけど、ようやく思い出した。 しみじみといい話だった。 平凡な主婦になった途端、着ていたブランド物のスーツが安いコピー商品になってたりと細かいところも良かった。 結局、人生は一度きりだし選択を誤ってはいけないという教訓だろうけど、キャリアウーマンの人生を選んだ主人公も決してその選択を間違ってはいなかった筈。 それまで懸命に生きてきたんだから。

今まさにこの選択について考えてたる。
女にとって、平凡で安定してることが不幸ってことはない。疑問を感じても。
でも、家庭も持たずキャリヤに生きることは、輝かしくて充実しているけご、すっごい不安や孤独感が付きまとう。

男に負けない!って今まで頑張ってきたぶん、主婦になることに、今までの自分を否定するような、損するような気持ちまで出てくる。
それでも、平凡などこにでもある幸せの中にいることは自分を安心させる。
そんな葛藤や、選択の難しさを描いていると思う。

ニコラス・ケイジとティナ・レオーニ主演の「天使がくれた時間」という映画が(男主人公という以外は)そっくり同じ話の構造です。ただし、「世にも」の方が先に出来た作品ですが。

これ好きでした。
結局憶えてるのって感動系なんですよね。
貧乏生活に嫌気がさす頃にサプライズパーティ。
良かった。

占い師が稲川順二に似てたのは気のせいか

いまさらですが、昨夜放送されたのを見て改めて感じました。
“世にも”シリーズの中でも一番印象に残っています。
私自身キャリアウーマンでもなんでもないのですが、なぜかメチャ?泣きました。
是非もう一度見たいです。

浅野ゆう子さんが出てる作品としか、思い出せませんでしたが、このサイトで題名がわかりました。深く印象に残ってます。もしも人生の選択がもう一方の方であったらという、いかにも日常でもふと考えてしまうことが、何とも切なく感動的な作品でした。
自分の中ではNO.1 ストーリー

放送されてから18年たった今でも、僕の人生のなかでずっと心に残ってる作品です。
追記:先頃結婚26年目に妻と別居に至った人生を振り返れば・・・なおさらです。

何度観ても泣ける。

とてもいい話しでした。

小さな事から大きな事まで人生でどちらか選ぶのに、幸運か不運なのかにとらわれて悩むけど、

どちらにしたって良いか悪いかなんかじゃなく、

選んだ現状を受け止め、思うがままに進めば、遺憾や後悔も残らないはず・・・。

この話は終盤の占い師の言葉が一生忘れられない・・・
「人生はやり直しが効かないからこそ素敵なんですよ・・・。」

これ,結構好きな話です.自分の選んだ人生に自信を持つべきだという事を教えてもらった話でした.

いつまでも忘れることのできない素敵な作品。浅野ゆう子がとても美しく、かっこいい。
「いちど割ってしまった時間の皿は、もとに戻りません」という老占い師の言葉も印象的。

回想シーンの音楽がとても良かったです。人は、人生の岐路で、選択をして、もし、違う選択をしたらと、かなわない事に、心がふっと思うことあるのだと思う。今の地位や責任のしがらみから、ほんの少し離れて、幸せにも、いろんな価値があることを、今も、思い起こさせる素晴らしい作品だった思います。

これ、以前に見たことあるんだが、占い師が『まんが日本昔ばなし』の常田富士夫だったから驚いた。

この占いやってみたい!!

ふと思い出して探していたらここへ。
最も好きで印象に残っている作品ですが、多くの方がそのようで驚きと共に嬉しいです。
私の人生において事あるごとに思い出す、数少ない作品の一つです.

素晴らしいドラマでしたね。BMW7オーナーでもあり、当時拝見し、最近DVDを購入。再確認致しました。若者よ、是非観て下さい!瀬戸の退屈養子男こと・南麻布有栖川宮公園の元プリンス伊達と粋狂

私も一番大好きなストーリーでした。
世にも奇妙な、では特別な雰囲気の
印象深く、切なくて、でもどこか爽やかな気持ちになる
ステキなお話でした。
浅野ゆう子さんも役にぴったり!

私もとても心に残っているストーリーです。
選ばなかった人生の私がその道を選んで良かったねと
言ってくれる様、生きて行きたいと思わせてくれる作品です。

自分の生き方を決めてくれた作品。
おかげで一度も後悔することなく生きられてます。

BGMのピアノ曲がやたら良い作品
もちろん本編もですが

この話こそランキングに入って欲しかった

都合良く5年前に戻らなかった所が良かった
それも一つの人生なんだから

「世にも〜」全作品の中で、別格で第1位の作品。


↓ よく耐えましたね。貴方は誰よりも強い。そして、強い人は美しい。
優しい人になってね…。

素敵なお話ですね
感動しました

世にもで、はじめて感動した

80年代後半から90年代のドラマは今見ると臭くて見れたもんじゃないものがほとんどなんだけど、この作品に関しては浅野ゆう子の演技が素晴らしいので今でも色褪せていない感動があるな。

最終的に「だから女の幸せは平凡な主婦になることなんだ」って結論じゃなかったのがものすごく好感持てた。
テーマが〝女は主婦になって子供を作れ〟じゃなく〝自分のことしか考えられない寂しくてみっともない女にはなるな〟だったのが押しつけがましくないし、人それぞれの幸せがあると伝えてて孤児的に推したい作品。

↓ミスった。「個人的に」だ。占い師の言った台詞「人生はやり直せないからこそ素敵なんですよ」もすごく良かった。

名作ですね。
BGMも良いです。

おひょいさんが「人生はやりなおせないから素晴らしいんですよ」の
台詞が今でも心にひびいています。

実は私もそこそこの県立高校に行けたんだけど男子がいる煩わしさを避けたくて志望校記入欄に私立の女子校ばっかりしか書かなかった。
だが後になってから月謝が安いという点だけでなく入学時点で年下がいないという点では県立の方が返って良かったと思ったが、担任の先生に「県立に行こうと私立に行こうと、共学だろうと女子校だろうと自分が変わらなければどの道同じですよ。」と言われた。
中三時代は人生の一つの分岐点に立ち、一度に幾つもの場合を経験できないが「幸福の選択」と言うより自分が変わらなければどの道同じだ。

「人生はやり直しがきかないからこそ、素敵なんですよ」
胸に刻みます!

常田富士男って、昔話のナレーターのイメージしかなかった。あと、世にものテロップがなぜか2回出るんじゃなかったっけ。

ぜいたくは駄目だね。

遣ってみる迄分からないって事だね。この物語の事じゃ無いけど、進める道が二つ有って片方は平坦で歩き易い道。もう一つは坂道で岩がゴロゴロして歩き難い道。誰でも平坦で歩き易い道を選ぶと思うけど、実は坂道で岩がゴロゴロして歩き難い道には良い物が落ちていました…って感じ

一時的な快楽を恋しく思う気持ちはわかるけれど、安定しているほうが長期的に見ればいいはず。主人公もいい方の道を選んだのだ。

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